国士舘大 箱根駅伝“最後の1枠”勝ち取る
◇第98回箱根駅伝予選会(23日、陸上自衛隊立川駐屯地 周回コース、21.0975km)
本大会出場10枠をかけた41校の戦い、箱根駅伝予選会。各チーム最大12人がハーフマラソンを走り、各校上位10人の合計タイムで上位10校が本大会への出場権を手にします。
予選会1位の大学から順に読み上げられる中、“最後の1枠”を勝ち取ったのは国士舘大学。6年連続50回目の箱根駅伝本大会への出場を決めました。
本大会への出場が決まり、主将の木榑杏祐選手(4年)は「速報の段階では10位となっていた。8位・9位・11位と1分ない差の僅差で心配していたけど、なんとか箱根駅伝に出場が決まってほっとしています」と率直な気持ちを語りました。
3位での本大会出場を目標としていましたが、本大会“最後の1枠”である10位での切符獲得に木榑選手は、「(予選を)通れたことは本当にうれしいんですけど、上位通過をしたかったので、そこは悔しいというかそういう気持ちはありますね」と悔しさをにじませました。
それでも「箱根駅伝に出場できなければ、元も子もない。シード権獲得を目標にチーム一丸となって頑張りたい」と本大会に向けて意気込みを語りました。また、添田正美監督は本大会への出場を決めたことに「10位でもいいから通ってくれという気持ちが強かった。本当によかったの一言」と喜びのコメント。
さらに、順位確定前には「5年連続出場しているので、予選会を落ちたりするとカメラの台数が多いのではないかと。数えたら2台ぐらいしかなかったのでどっちなんだろうと」とカメラの台数が気になっていたことを明かしました。