◇プロ野球セ・リーグ 広島4-2DeNA(2日、マツダスタジアム)

広島はDeNAとの接戦をものにし連敗を3でストップ。新井貴浩監督は6回1失点で粘りの投球をみせた森翔平に「ホームを踏ませないといういいピッチングだった」とねぎらいました。

先発の森翔平投手は2-0と2点リードの4回にDeNAのクリーンアップに3連打を浴びノーアウト満塁とされ、大田泰示選手にタイムリーを許し1点差に迫られます。それでも以降は切り替えるように積極的なDeNA打線に対して真っ向勝負。力でねじ伏せ大ピンチを最少失点で切り抜けました。

さらにプロ初となる6回のマウンドへ。新井監督は「しっかり腕も振れていたと思いますし、DeNAさんは強力打線だと思いますけれど、(気持ちが)向かっていってましたので、期待して送りました」とコメント。森投手もその期待に応え、6回1失点と試合を作りました。

8本のヒットを打たれながらも監督の信頼に応え4勝目を挙げた2年目の25歳左腕。指揮官も「ヒットを打たれましたがホームを踏ませないといういいピッチングだったと思います」と称賛。

選手を信頼し、その信頼に選手が結果で応える。“新井野球”で首位阪神を1ゲーム差で追いかけています。