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「心折れないように頑張ってきた」横綱・照ノ富士が4場所ぶり優勝 敗れた関脇・琴ノ若も大関昇進が確実に

2024年1月29日 5:50
「心折れないように頑張ってきた」横綱・照ノ富士が4場所ぶり優勝 敗れた関脇・琴ノ若も大関昇進が確実に
4場所ぶりに優勝した照ノ富士関
大相撲初場所千秋楽(28日、東京・両国国技館)

大相撲初場所の千秋楽が28日、両国国技館で行われ、横綱・照ノ富士関が優勝決定戦の末勝利し、4場所ぶり9度目の幕内優勝を飾りました。

千秋楽まで12勝2敗で並んでいた関脇・琴ノ若関と横綱・照ノ富士関は、琴ノ若関が前頭四枚目・翔猿関に、照ノ富士関が大関・霧島関にそれぞれ勝利し、賜杯のゆくえは優勝決定戦へ。

優勝決定戦では照ノ富士関が寄り切りで勝利し、4場所ぶりの復活優勝となりました。

照ノ富士関は久しぶりの賜杯に「素直にうれしい。最近優勝するたび久しぶりなので、もうなれてきました」と場内の笑いを誘いつつも「去年優勝してからケガがよくならなくて、休場が続いていたんですけど、心だけ折れないように日々頑張ってきたのでよかったかなと思います」と喜びを語りました。

また、琴ノ若関の活躍について聞かれると「若い人たちが番付上がってきているので、そういう子たちと肌合わせてやるのが楽しい。力をつけてきたなっていうのは相撲取っていても感じるし、もっと鍛えて次の番付を目指してほしいなと思います」と、横綱の貫禄あるエールを送りました。

なお、敗れた琴ノ若関は、取組後に番付編成を担う臨時理事会の招集が受理されたことから、大関への昇進が確実となっています。

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