◇MLB パドレス2-1マーリンズ(日本時間28日、ペトコ・パーク)

“元NPBコンビ”が無失点リレーを披露しパドレスが2連勝を飾りました。

7回に勝ち越しに成功したパドレスは、8回に松井裕樹投手をマウンドに送ります。

まず先頭打者をスライダーで空振り三振に取った松井投手ですが、1番のチザム選手にはツーベースヒットを許します。それでも次の打者をライトライナーに打ち取ると、3番のベル選手からは151キロのストレートで見逃し三振を奪いました。

これで6試合連続無失点となった松井投手。この試合は1回を投げ、被安打1、2奪三振、無失点の成績でした。

その松井投手のバトンを受け、9回にマウンドに上がったのが、スアレス投手。21年まで阪神の守護神として活躍していました。

先頭打者を全球ストレートでフルカウントとしますが、最後は158キロのストレートで空振り三振に抑えます。

次の打者には初球に158キロのストレートを投じ、ショートフライに抑えたスアレス投手。6番マイヤーズ選手に対して、この日、最速となる160キロのストレートなどで追い込むと、最後は158キロのシンカーで相手のバットを折りサードゴロに打ち取りました。

1イニングで投じた18球全て155キロを超えるボールで、被安打0、1奪三振、無失点に抑えたスアレス投手。今季16セーブ目をあげました。