今季のシーズン成績から選ばれる「オールMLB」の候補が9日に発表され、メッツでルーキーイヤーを戦い抜いた千賀滉大投手が候補入りしました。

ソフトバンクで2016年から7年連続2桁勝利を達成した右腕は、今季メッツでメジャーデビュー。29試合に登板しリーグ2位の防御率2.98。12勝7敗、202奪三振をマークしました。千賀投手はナ・リーグ新人王の最終候補にも選ばれています。

2019年に表彰が始まった「オールMLB」は、野手72人と投手50人の合計122人が候補。ファン投票とメディア関係者などの選考委員会による投票で、「ファースト・チーム」、「セカンド・チーム」が選出され、捕手、一塁手、二塁手、三塁手、遊撃手、指名打者が各1人、外野手3人、先発投手5人、リリーフ投手2人がそれぞれメンバーとして選ばれます。

先発部門では、投打でノミネートされたエンゼルスの大谷翔平選手のほかに、ヤンキースのコール投手やドジャースのカーショウ投手、アストロズのバーランダー投手など、26人が名を連ねます。その中で千賀投手は、同部門で唯一の新人でのノミネートとなりました。

「オールMLB」の受賞者は、日本時間12月17日に発表される予定です。