井上尚弥が日本人初の快挙 BWAA年間最優秀選手賞を受賞「受賞の重さと大きさを感じました」 Sバンタム級転向後2試合で4団体統一
ボクシング・井上尚弥選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)
ボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥選手が19日、全米ボクシング記者協会(BWAA)が選出する年間最優秀選手賞「シュガー・レイ・ロビンソン賞」を受賞しました。
2022年12月にアジア人初のボクシング主要4団体(WBA・IBF・WBC・WBO)の統一王者となった井上選手は23年1月に1つ上のスーパーバンタム級への転向を発表。
迎えた7月、転向後初戦で当時のWBC・WBO2団統一王者だったスティーブン・フルトン選手と対戦。8ラウンドTKO勝利を収め、4階級制覇と2団体タイトル奪取に成功しました。さらに井上選手の勢いはとどまらず、12月にフィリピンのマーロン・タパレス選手と4団体統一戦で対戦。10ラウンドKO勝利を収め、テレンス・クロフォード選手以来史上2人目となる2階級4団体制覇を達成しました。
全米ボクシング記者協会の会員による投票によって決定する「シュガー・レイ・ロビンソン賞」。1938年の発足以降日本人の受賞歴はなく、井上選手がまたしても日本人初の快挙達成となりました。
井上選手は所属する大橋ボクシングジムを通じてコメントを発表。「昨年、日本での2試合でしたが、こうして世界中の記者の方々からの評価をいただけて光栄に思います。全米ボクシング記者協会の会長から直々に受賞のご連絡をいただきました。同協会が98年の歴史があると知り、あらためて受賞の重さと大きさを感じました。24年もさらに精進していきたいと思います」 と喜びを語りました。
2022年12月にアジア人初のボクシング主要4団体(WBA・IBF・WBC・WBO)の統一王者となった井上選手は23年1月に1つ上のスーパーバンタム級への転向を発表。
迎えた7月、転向後初戦で当時のWBC・WBO2団統一王者だったスティーブン・フルトン選手と対戦。8ラウンドTKO勝利を収め、4階級制覇と2団体タイトル奪取に成功しました。さらに井上選手の勢いはとどまらず、12月にフィリピンのマーロン・タパレス選手と4団体統一戦で対戦。10ラウンドKO勝利を収め、テレンス・クロフォード選手以来史上2人目となる2階級4団体制覇を達成しました。
全米ボクシング記者協会の会員による投票によって決定する「シュガー・レイ・ロビンソン賞」。1938年の発足以降日本人の受賞歴はなく、井上選手がまたしても日本人初の快挙達成となりました。
井上選手は所属する大橋ボクシングジムを通じてコメントを発表。「昨年、日本での2試合でしたが、こうして世界中の記者の方々からの評価をいただけて光栄に思います。全米ボクシング記者協会の会長から直々に受賞のご連絡をいただきました。同協会が98年の歴史があると知り、あらためて受賞の重さと大きさを感じました。24年もさらに精進していきたいと思います」 と喜びを語りました。