プロ野球・ヤクルトは30日の公示で、荒木貴裕選手の1軍登録を発表しました。

荒木選手は22日、今季限りの現役引退を表明。

2009年にドラフト3位で入団すると、1年目の開幕戦に『7番ショート』でスタメン入りし、2011年にはフレッシュオールスターゲームでMVPを獲得。2021年はキャリアハイとなる100試合に出場しチームのリーグ優勝と日本一に貢献していました。

今季はここまで1軍出場はありませんが、プロ14年で通算684試合に出場し打率228、18本塁打、116打点の成績を残しています。

1軍合流に荒木選手は、「最後というのもあるし、緊張しているのが素直な気持ち」とコメント。

久々に会った1軍のメンバーとは、「僕からは今までありがとうございましたと。みんなからはお疲れ様でしたと声をかけていただいた」と話したことを明かし、「最後は本当に元気な姿を、今までの感謝に気持ちをもってプレーしたい」と力強く語りました。

また、後輩達に伝えたいこと、背中で見せたことを聞かれると、「今ファームにいる若い子たちはこれから1軍で活躍してもらわないと困る。すぐに結果が出る選手もいれば、中々出ない選手もいると思うけど、諦めずに1つ1つ自分の技術を上げてもらって、将来的にスワローズの力になってもらいたい」と熱いエールを送りました。