◇プロ野球オープン戦 西武6-5広島(20日、ベルーナドーム)

西武対広島のオープン戦第2戦は両チーム合計21本のヒットが出る乱打戦となりました。

3回、2点を追う西武は1アウト満塁から栗山巧選手のタイムリーヒットで同点とします。さらに続くアギラー選手がタイムリー2ベースで逆転に成功します。その後5回表に同点とされますがその裏、アギラー選手が2打席連続でタイムリーを放ち勝ち越します。

西武1点リードの7回、2番手のボー・タカハシ投手が広島・田村俊介選手に逆転2ランホームランを浴び終盤で再びリードを許します。それでもその裏、1アウト2・3塁のチャンスを作ると、ブランドン選手がストレートを弾き返し、センターオーバーの逆転タイムリーを放ちました。

勝利した西武はオープン戦2位に浮上、週末にヤクルトを本拠地に迎え3試合を戦い、シーズンへ入ります。

試合後に松井稼頭央監督は「3回、5回、7回と非常に内容のある攻撃だった」と試合を振り返り、2打席連続でタイムリーを放ったアギラー選手については「大きいのも打てる中で、コンタクトして打点を稼げる、順調に来ている」と評価しました。