プロ野球・西武は16日、今井達也投手が今季の開幕投手を務めることを発表。これでパ・リーグで開幕投手を公言していないのは、オリックスのみとなりました。

去年オフ、絶対的エースの山本由伸投手がMLBドジャースにポスティングで移籍したオリックス。

今季の開幕投手は宮城大弥投手が有力視されていますが、昨季は山本投手と宮城投手がWBCに出場した影響で、山下舜平大投手が開幕投手に大抜擢。勝ち投手はなりませんでしたが、5回1/3を投げて1失点の好投を見せました。

宮城投手は昨シーズン10勝をあげ、3年連続の2桁勝利を達成。22試合に登板し、防御率2.27、122奪三振という成績でした。また15日には、ファーム開幕戦のくふうハヤテ戦に先発。5回を2安打、7奪三振無失点に抑える好投を披露しました。

一方の山下投手も昨シーズン、高卒3年目ながら16試合で9勝3敗、防御率1.61、101奪三振という成績を残し、大ブレイク。13日には教育リーグの広島戦に先発して4回1安打、4奪三振の好投を見せました。

また両投手とも開幕の相手・ソフトバンクには好相性で、宮城投手は昨季5試合に登板して2勝1敗、防御率1.80。山下投手は2試合に登板して1勝0敗、防御率2.19の成績です。

リーグ4連覇へ向け、オリックスの開幕投手はどちらが務めるのか注目です。

▽オリックス以外の開幕投手
【ロッテ】小島和哉
【ソフトバンク】有原航平
【楽天】早川隆久
【西武】今井達也
【日本ハム】伊藤大海