◇プロ野球パ・リーグ 西武4ー1オリックス（2日、ベルーナドーム）

西武・平良海馬投手がオリックスとの一戦でプロ初先発し、7回1失点の好投を見せました。

昨季は最優秀中継ぎ投手賞を獲得するなど、西武の絶対的なリリーフから今季は先発転向。オープン戦では17イニング無失点と、結果を残しながら順調な調整を進めてきました。

150キロ超えのストレート、キレのあるスライダー、スプリット、カットボールなどで9奪三振。7回115球を投げて、失点はホームランの1失点のみ。勝ち投手にはなれませんでしたが、チームの今季初勝利をたぐり寄せる好投を見せました。

試合後、平良投手は自身の投球について「きょうの出来は90点ぐらいで」と笑顔で答えました。

足りない10点について聞くと「ホームランが1本出てしまったので、それはあまりよろしくない感じでしたね」と悔しさをにじませていました。

それでも「コースは良かったので、バッターがすごくいいバッターだったのかなと思います」と、ホームランを放ったオリックス・ゴンザレス選手をたたえるコメント。先発での活躍を予感させる初登板となりました。