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【MLB】小笠原慎之介が1日遅れでキャンプイン  呼び名は『Shino』 監督は「エネルギーに満ちあふれている」と評価

2025年2月15日 11:50
【MLB】小笠原慎之介が1日遅れでキャンプイン  呼び名は『Shino』 監督は「エネルギーに満ちあふれている」と評価
ブルペンで投げる小笠原慎之介投手【写真:時事】
小笠原慎之介投手が現地時間14日、MLBナショナルズのキャンプ2日目に合流しました。

ビザの取得が遅れキャンプ初日に間に合わなかった小笠原投手は、チームから1日遅れてキャンプイン。ナショナルズの鮮やかな赤色のユニホームに袖を通すと、チームミーティングを終えて屋外に姿を現し、早速フェンス越しのファンにサインを行いました。

ストレッチやウオーミングアップで体を動かすと、同い年のジェイク・アービン投手と10分間程度のキャッチボールを行った小笠原投手。

その後はブルペンに入りピッチングも行いました。デーブ・マルティネス監督とジム・ヒッキー投手コーチが見守る中、40球を投球。制球もよく、フォーシーム21球、カーブ7球、チェンジアップ8球、スライダー4球を投げ、「意外と投げられたんでよかった。ホッとしている」と語りました。

その後、他の投手陣らと共にピッチャーゴロ処理や一塁カバーといった守備練習を行い、この日の屋外練習を終えています。

小笠原投手はキャンプ初日について「とにかく馴染むということが一番なので、色んな人と会話というか挨拶をして、自分がどういう人なのかというのを見せられたらなと思って、一日入りました」とコメント。その言葉通り、練習中には積極的に笑顔でチームメートやコーチと談笑する様子が見られました。さらに赤いユニホームには「僕はすごい違和感なんですけど、今日松坂(大輔)さんが来てくれてて、『全然似合ってるよ』って言ってくれたんで、まあ僕も慣れるのには時間の問題かなと思っています」と笑顔。今後に向けては「とにかく自分のよさをアピールして、一日でも早く、チームメイトとスタッフと馴染めるようにやって行きたいなと思います」と思いを語りました。

マルティネス監督は、小笠原投手を「Shino」と呼んでいるそう。この日の様子については「Shinoは今日はまるでルーキーのように心配そうにしていたし、昨晩は遅かったはずなのに、今日の彼はよかった。エネルギーに満ちあふれている」と評価しました。
最終更新日:2025年2月15日 12:42