◇プロ野球セ・リーグ DeNA-広島(3日、横浜スタジアム)

DeNAは1点リードの6回、戸柱恭孝選手のタイムリーツーベースで1点を追加すると、その後1アウト2塁で三浦大輔監督は代打・オースティン選手を送ります。

4月に母国アメリカで右肘のクリーニング手術を受けて2軍で調整を続けていたオースティン選手。前日2日に今季初の1軍に昇格。8回に代打で起用され、今季初打席に立つもライトフライに倒れていました。

この日試合前に取材に応じた三浦監督は「ここぞって時にいってもらいます」と当面の間は代打での起用を明言していました。

代打で登場したオースティン選手は広島3番手・一岡竜司投手の投じた外角のストレートを捉えます。打球はセンター前に落ちるタイムリーヒット。オースティン選手にとって待望の今季初ヒットが初打点。球場のDeNAファンからも大きな拍手が送られ、ベンチに戻ったオースティン選手を三浦監督はじめ選手たちも笑顔で迎え入れました。

オースティン選手は「三浦監督にチャンスをいただき感謝しています。シーズン前半はチームに全く貢献できていなかったので、貢献することができ良かったです」とコメント。

SNSでも「オースティン様のヒットに涙腺が…」「復帰最高。頼もしい！」と喜びの声が多く上がっています。