サッカー日本代表の森保一監督がヨーロッパ組を視察するため、28日に羽田空港から出発しました。

その出国を前に取材に応じた森保監督は、「今回の視察は、選手目線のワールドカップの振り返りと、今後やるべきことの整理」と話しました。

ヨーロッパでは、ドイツでプレーする代表キャプテンの吉田麻也選手と会うそうで、「ワールドカップ直後はゆっくり話す時間がとれなかった」とその理由を明かしました。

22年は、日本中がサッカーワールドカップに盛り上がりましたが、23年はスポーツの世界大会が目白押し。

3月には野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、7月には女子サッカーなでしこジャパンのワールドカップも開かれます。

さらに8月にはバスケットボール、9月にはラグビーのそれぞれワールドカップが開かれる年。

「我々も、カタールワールドカップでみんなの日本代表ということで応援していただけた。種別を超えて、日本代表というチームが世界で戦う中で、国民としてみんなで応援しましょう」と語り、「（カタールワールドカップの盛り上がりを）2023年のスポーツにバトンタッチして続いてもらえれば。みんなで戦おうということにつながっていけばうれしい」と森保監督は、同じ『日本代表』の一員として呼びかけました。