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今季で名古屋を退団のランゲラックが感謝・感謝・感謝「日本で最高の時を過ごすことができたのは皆さんのおかげ」 ルヴァン杯制覇で有終の美

2024年11月3日 7:30
今季で名古屋を退団のランゲラックが感謝・感謝・感謝「日本で最高の時を過ごすことができたのは皆さんのおかげ」 ルヴァン杯制覇で有終の美
名古屋のランゲラック選手(中央)〈写真:日刊スポーツ/アフロ〉
サッカー2024JリーグYBCルヴァンカップ決勝(2日、国立競技場)

名古屋グランパスアルビレックス新潟とのPK戦までもつれる死闘の末に今年のルヴァンカップを制覇。今季で退団が決まっている主将のGKランゲラック選手は、サポーターに感謝の思いを伝えました。

前半に永井謙佑選手の2得点で試合を優位に進めますが、後半に2失点。延長戦でもそれぞれ1点ずつ加え、PK戦へ。

新潟は2人目のFW長倉幹樹選手は枠外に外し失敗。一方、名古屋は5人全員成功。ランゲラック選手はゴールキーパーながら2人目で成功させます「PKを蹴ることに抵抗はない。蹴った5人はみんなすばらしい仕事をしてくれた」と笑顔で振り返ったランゲラック選手は、大会MVPに選ばれました。

名古屋に在籍7年目となる36歳は、今季限りでの退団がすでに発表。「ここ数か月間このタイトルのことしか考えていなかった」と話し、「ファンタスティックなメンバーだった。すばらしい選手たちの後ろをプレーするのは光栄なこと」と仲間に感謝を伝えます。

長谷川健太監督には「今季の頭にもケンタさんに言っていただきましたが、楢崎正剛さんがキーパーとしてキャプテンとしてカップを掲げたことがある。自分がキーパーのキャプテンカップを掲げることができたのは光栄ですし、その機会を与えてくれたことに感謝したい」と思いを込めました。

また場内インタビューでは「まずは新潟の皆さん、すごいとてもいいチーム。新潟の皆様にもおめでとうございますという気持ちを伝えたいですし、こうやって皆さんと戦うことができてすごく嬉しかったです。ありがとうございます」と激闘を演じた相手をねぎらうコメント。

退団することには「自分自身も寂しい」と話しつつ、「この7年間、日本で最高の時を過ごすことができたのは皆さんのおかげですし、本当に皆さんに感謝の気持ちを示したいです」と思いを伝えました。
最終更新日:2024年11月3日 7:30