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シダマツペアが準決勝へ!志田選手の地元・八郎潟町を小学校時代の同級生記者が取材

2024年8月1日 18:15
シダマツペアが準決勝へ!志田選手の地元・八郎潟町を小学校時代の同級生記者が取材
パリオリンピックは、日本勢の金メダルラッシュで盛り上がりを見せています。

1日は、バドミントン女子ダブルスで、八郎潟町出身の志田千陽選手が松山奈未選手と組むシダマツペアが準々決勝に挑み、見事快勝しました。

八郎潟町ではパブリックビューイングが行われるなど、多くの声援が送られています。

志田選手の小学校時代の同級生・北嶋大聖記者が取材しました。

北嶋大聖 記者
「志田選手、小学生時代には足の速さなど男子でもかなわないほどでした。そんな志田選手を応援しようと、町のいたるところに看板が設置されていて、町民一丸となってエールを送っています」

志田選手のベスト8進出を受けて、町は一気に盛り上がりをみせています。

50年あまりにわたってスポーツ用品を販売している伊藤善尚さんも声援を送り続けています。

「次またぜひメダルに届くようにがんばってほしいと思いますわ」

30年あまりにわたって理髪店を営む北嶋昭子さん。

娘は志田選手の同級生です。

「笑顔も素敵だし、そのまんま成長したなっていう感じで見ていて、試合も見ていて小さい頃の千陽ちゃんを思い出すような感じで。女性で、まして八郎潟から出たってのはすごく誇らしい。どういう結果になっても一生懸命がんばって悔いのない試合をしてもらいたいと思います」

志田選手の親戚も、熱いエールを送っています。

叔父の石井教行さん。

6月に設置した大型看板には、志田選手が残していったものがありました。

「こちらが先日の壮行会前日に志田千陽が来県した時に書いていったもの」

6月下旬、実家に帰省した際に立ち寄り、サインを書き込んだ志田選手。

「この看板、千陽にLINEで送っていたので、見たいというのがあって、なんか書いていい?って感じで書いてもらいました」

県外から看板を見に来る人もいて、石井さんは、志田選手を多くの人たちが応援してくれていることに感謝しているといいます。

「千陽らしくしっかり楽しんでやりつくして、その結果が金メダルであればいいなと思っております」

試合開始

午後3時半過ぎに始まった準々決勝。

実況
「福岡県北九州市出身の松山奈未と、秋田県八郎潟町出身の志田千陽です」

世界ランク4位のシダマツペアは世界ランク25位ながら予選リーグ3戦全勝のデンマークのペアと対戦しました。

オレンジのユニホームのシダマツペア。集中した試合の入りを見せます。

相手の力強いスマッシュにも志田は見事なドライブで対応しました。

さらにきょうは志田のスマッシュが走っていました。

実況「志田のスマッシュ10対2」

八郎潟町では町民など、およそ300人が集まって大声援を送りました。


10連続ポイントで勢いに乗ったシダマツペア。志田のスマッシュで締めくくり第1ゲームを21対7でとりました。

続く第2ゲーム。

一転して、序盤は互いに点を奪い合う競った展開となります。

それでも志田のレシーブ。この守備での粘りが、流れを引き寄せました。

実況「相手がバックハンド~見事撃ち抜いた」

徐々にリードを広げ迎えたマッチポイント。

最後は志田がきっちりとアウトのシャトルを見送り、シダマツペアが2ゲーム連取。準々決勝を突破しました。

パブリックビューイングを観戦した町民の男性
「千陽ちゃん娘の同級生だし、お父さんとも友達なんで、なんとか勝ってほしいと思って応援してました、最高です」

パブリックビューイングを観戦した町民の女性
「勝ててよかった。次、メダルにつかむ」

次は2日、勝てば銀メダル以上が確定する準決勝。世界ランク3位の中国ペアと対戦します。

※映像の中で伊藤善尚さんのお名前に一部誤りがありました。訂正します。

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