パリオリンピック バドミントン女子ダブルスのナガマツペア・シダマツペアが共に躍動
パリオリンピックのバドミントン女子ダブルスで、北都銀行の永原和可那選手・松本麻佑選手のナガマツペアと、八郎潟町出身の志田千陽選手が松山奈未選手と組むシダマツペアが、29日までにそれぞれ予選リーグ2試合を戦い、世界の舞台で躍動しています。
予選リーグは4つのグループに分かれ、それぞれのグループの上位2ペアが決勝トーナメントに進むことができます。
世界ランキング6位のナガマツペアは、27日の予選リーグ初戦で、インドネシアのペアと対戦しました。
東京オリンピックで金メダルを獲得した選手を擁するインドネシアのペアを相手に、第1ゲームはデュースまでもつれ込み、ナガマツペアが辛くも制します。
第2ゲームでは、ナガマツがリードを広げ、最後は連続ポイントで締めました。
永原和可那 選手
「初戦で緊張するかなって思ってたんですけれど、意外とあんまりすごい緊張したっていうよりかはすごい試合を楽しみにしていたので、コートの中でも楽しんでいいプレーができたかなと思います」
松本麻佑 選手
「自分たちらしいプレーがオリンピックで初めてできたので、まぁそこはすごいよかったなっていう」
予選リーグ2戦目の28日は、世界ランキング13位のマレーシアのペアと対戦しました。
第1ゲームの序盤はリードを許しましたが、7連続でポイントを奪い、逆転し、相手を引き離します。
ゲームポイントでは、連続スマッシュで相手のミスを誘い、第1ゲームをとりました。
しかし第2ゲーム、第3ゲームは相手に主導権を握られ、黒星を喫したナガマツペア。
決勝リーグ進出をかけて、30日、世界ランク1位の中国ペアと対戦します。
一方、世界ランキング4位のシダマツペアは、27日の初戦で、世界ランキング26位のオーストラリアのペアと対戦しました。
第1ゲームの序盤はリードを許したシダマツペアですが、持ち味の素早いラリーで食らいつきます。
一進一退の攻防が続く中、第1ゲームの終盤で仕掛けたのは、八郎潟町出身の志田です。
その後も連続でポイントを奪い、第1ゲームの接戦をものにしました。
流れをつかんだシダマツペアは、第2ゲームでは相手に一度もリードを許さず、快勝しました。
志田千陽 選手
「やっぱりこのぐらい緊張するんだなっていうのも分かりましたし、そんな中でしっかり最後いい形で勝ち切れたっていうのは1個自信にしたいなと思います」
シダマツペアは、予選リーグ2戦目もストレート勝ちしました。
インドのペアを相手に第1ゲーム開始から7連続でポイントを奪うなど、終始リードを保って快勝したシダマツペア。
30日の予選リーグ3戦目は、韓国のペアと対戦します。