シダマツペアの志田千陽選手 地元八郎潟町で町民からエール 幼い頃の秘話も
パリオリンピックに挑む、バドミントン女子ダブルス・シダマツペアの志田千陽選手が、6月29日、地元八郎潟町で開かれた壮行会に出席し、町民から熱いエールを受けました。
バドミントン女子ダブルス・シダマツペアとして初めてオリンピックに出場する、志田千陽選手。
地元八郎潟町で開かれた壮行会には、町民やファン約360人が激励に駆けつけ、町民の思いを託した記念品を贈りました。
志田選手がバドミントンを始めた小学生の時の恩師は、当時の印象を振り返り、激励の言葉を伝えました。
レイクジュニア 甲谷甚一 監督
「千陽を初めて見たときにびっくりしたことがあります。身体能力の高さっていうか、動く・止まる・跳ねるとか、本当見たことないようなスピードでちっちゃい子ながら動いていたのをすごい思い出します。オリンピックでは持ち前の明るさを武器にして、シダマツとして思いっきり楽しんでください」
志田選手の母校・八郎潟小学校と、所属していたバドミントンクラブの後輩から熱いエールも送られました。
志田千陽 選手
「本当に八郎潟町でたくさんの愛とパワーをいただいたので、これを力に変えて、パリオリンピックでは本当に出場するだけでなく、しっかりメダルを狙って、メダルをとってまたここに戻って来られるように頑張りたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました」
志田選手のことを幼い頃から知っているという町民は。
町民
「千陽さんはね、幼いころからスポーツマンタイプでした」
「このまんま!陽気で元気な子ども」
「お願いは金メダル…(合掌)」
レイクジュニアの後輩
「とっても期待しているので、ぜひ優勝して、金メダルを八郎潟町に届けてほしいです!」
志田選手は今月、東京での合宿でコンディションを整え、フランス・パリへと向かいます。
志田選手の地元、八郎潟町は、これまで、レスリングの佐藤満さんなど、オリンピアンを4人も輩出していて、そのうち3人がメダリストです。
町5人目のオリンピアンとして、志田選手の活躍が期待されます。