ブラウブリッツのエースが小学校で特別授業 夢を持ち努力することの大切さを伝える
最終戦を白星で飾り、J2昇格4年目で、過去最高となる10位でシーズンを終えたブラウブリッツ秋田の選手が、地域の人に感謝を伝える活動・サンクスキャラバンがスタートしました。
初日の14日は、チームのエースが小学校で特別授業を行い、夢を持ち、継続して努力することの大切さを伝えました。
秋田市の旭川小学校を訪れたのは、今シーズン・ブラウブリッツに加入し、リーグ戦でチーム最多タイの6得点を決めた小松蓮選手です。
14日は、6年生の児童約90人に向けて、「夢」をテーマに特別授業を行いました。
小松選手
「1時間リフティングしますとか1時間勉強しますっていうとちょっとハードル高いじゃん。ちょっときついじゃん。1時間長いじゃん。だから、そういう時はもう10分でいいから、今日は10分やろうとまずやる」
「当たり前のことにしていく。そうすると、意外とその目標に対して自分が近づいていくから、すげー日常が楽しくなるし」
「成果がどんどん現れてくるから、まずはこの毎日ちょっとでいいからやり続ける。これがめちゃくちゃ大事」
講演のあと、子どもたちからはたくさんの質問が小松選手に投げかけられました。
「体調管理はどのようにしていますか?」
小松選手
「一番はマジで寝ること。これが一番大事。大体睡眠9時間ぐらい。8時間から9時間はとってんだけど、大谷翔平もそうでしょ。めちゃくちゃ寝るじゃん。だから、睡眠さえとってれば多分人はいくらでも頑張れるから、めちゃくちゃ寝たほうがいい。マジで早く寝たほうがいい」
「サッカーをやめたいと思ったことはありますか?そんな時、どうやって乗り越えましたか?」
小松選手
「一回だけそのつらいのを、いやいや、今回のつらさだけは乗り越えてから考えようって一回やってみれば、また景色が変わってくるから、きっと。例えば、やっぱこれ楽しいじゃんって思えることもあるかもしれないから、だからみんなには一回つらい時をちょっと踏ん張ってみようかなってやってみてほしいかな」
小松選手の話を聞いた子どもたちは、自分の「夢」に胸をふくらませていました。
「いまサッカーをやっているので、なでしこジャパンに入りたいと思っています」
「今持っている目標に向けてあきらめずに進むことを頑張りたいです」
ーいま、夢はなんですか?
「サメの研究者になることです」
「僕も、小松選手みたいに頑張って夢を叶えてみようと思います」
ブラウブリッツは、今後も地域の人に感謝を伝える活動・サンクスキャラバンとして、イベントへの参加やサッカー教室を開くことにしています。