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中日がOP戦で“21年ぶり”の首位フィニッシュ 20試合で驚異のチーム防御率1.97

2024年3月25日 6:00
中日がOP戦で“21年ぶり”の首位フィニッシュ 20試合で驚異のチーム防御率1.97
中日新加入の中島宏之選手(写真:時事)
プロ野球のオープン戦は24日に全日程が終了。中日は最終戦でロッテにサヨナラ勝利し、ソフトバンクと並び、オープン戦を21年ぶりとなる首位で終えました。

先発のメヒア投手は5回1失点。6回からは梅津晃大投手が4回無失点と2人そろって好投。投手陣は16試合連続で3失点以下と安定感が光ります。打線も粘りました。1点を追う9回に1アウト3塁のチャンスで代打・中島宏之選手が同点タイムリーヒット。最後はディカーソン選手の犠牲フライで勝利を手にしました。

チームは8戦負けなしで、引き分けをはさみ6連勝。20試合で10勝5敗5分けの貯金5でフィニッシュしました。オープン戦で2ケタ10勝に到達するのは、2008年シーズン以来16年ぶりです。さらにソフトバンクが広島に敗れたことにより、ソフトバンクと同率首位でオープン戦は終了。中日が首位で終わるのは2003年シーズン以来21年ぶりとなりました。

特に投手陣は16試合連続3失点以下と安定感が光り、12球団トップのチーム防御率1.97を記録。立浪和義監督、勝負の3年目。2年連続最下位から巻き返しのシーズンとなるのでしょうか。