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巨人・杉内俊哉コーチの悩み「何人も置けるなら上に置いておきたいよ」

2024年3月24日 9:00
巨人・杉内俊哉コーチの悩み「何人も置けるなら上に置いておきたいよ」
井上投手と話す杉内俊哉投手チーフコーチ(画像:日テレジータス)
プロ野球オープン戦 巨人1-1楽天(23日、東京ドーム)

巨人の杉内俊哉投手チーフコーチは、好調を続ける投手陣の編成について頭を悩ませています。

23日の楽天戦はグリフィン投手(28)が先発登板。直近2試合で11失点していた左腕は、その不安を払拭するように3回パーフェクトピッチング。試合後、阿部慎之助監督からは開幕ローテーション入りを明言されました。

杉内コーチは「(グリフィンは)2週間悩みに悩んで今日は相当不安があったと思う。僕も経験がある」と2年目助っ人左腕を思いやり、「夜も熟睡できなかったと言っていたから、今日はゆっくり寝られるんじゃないんですか」と話しました。

4回から2番手としてマウンドに上がった5年目の左腕、井上温大選手(22)もこの勢いに続きます。杉内コーチは「最初は力みがあったんですけれど、回を追う毎にすごい彼本来のまっすぐのキレがでてきたね」とたたえるように、6回は三者連続三振で抑えるなど3回1安打無失点の内容。

井上投手は「2軍からずっと変化球で、カウントや空振りを取ったり、意識して投げていたの。それが1軍の舞台でも出せたので良かったかなと思います」と手応えを口にし、「とにかく結果を出して、ずっと1軍に帯同できるようにやっていきたい」と力を込めました。

この日は2軍戦で3年目の赤星優志投手(24)が5回1失点(自責0)と力投。杉内コーチは「何人も置けるなら、上に置いておきたいよ」と若手投手陣の奮闘にうれしい悲鳴を上げているようです。