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不調続いたロッテ・山口航輝が待望のオープン戦第1号 しかし反省点も…

2022年3月12日 20:31
不調続いたロッテ・山口航輝が待望のオープン戦第1号 しかし反省点も…
待望のオープン戦第1号ホームランを放ったロッテ・山口航輝選手 (C)千葉ロッテマリーンズ

◇プロ野球オープン戦 ロッテ4-3西武(12日、千葉・ZOZOマリンスタジアム)

プロ4年目のロッテ・山口航輝選手は5番・ファーストでスタメン出場。開幕4番としても期待されましたがオープン戦はここまで打率.080、ホームランも0本(成績は試合前時点)と苦しんでいました。

山口選手は6回表、まず守備でアピールします。西武の8番・柘植世那選手が打ち上げた一塁ファウルゾーンへの打球を山口選手がカメラ席に体半分入りながらキャッチ。ハッスルプレーを見せました。

すると直後の6回裏、西武先発のドラフト1位ルーキー・隅田知一郎投手のストレートをバックスクリーン左に運びました。

待望のオープン戦第1号ホームランを放った山口選手は「打った瞬間入ったって分かる完璧なホームランでした。(今までは)力が入って体の開きが早く、しっかり間も作れない状態が続いていた。昨日も2打席立ちましたけど感覚的には少し良くなっている」と振り返りました。

しかし反省点として挙げたのがこの試合の2点を追う4回、ノーアウト3塁2塁の場面で迎えた2打席目。山口選手はこの打席を見逃し三振で得点を奪うことができませんでした。

試合後、山口選手は「(4回の)セカンド、ショートゴロでも1点が入る場面で見逃し三振。井口(資仁)監督が言う“勝ちに行く野球”に必要とされない。今の状況で開幕スタメン、開幕1軍とも言えない。ここから必死になってやっていかないと1軍にも残れない」と気を引き締めました。