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箱根駅伝5位の國學院大學が宮古島大学駅伝で完全V 5区間100キロ超えのレースで区間賞を独占

2024年2月12日 8:00
箱根駅伝5位の國學院大學が宮古島大学駅伝で完全V 5区間100キロ超えのレースで区間賞を独占
宮古島大学駅伝2024は5区間すべて区間賞を獲得した國學院大學が優勝
◇宮古島大学駅伝 ワイドー・ズミ2024(11日、沖縄・宮古島)

沖縄県・宮古島を舞台に行われた「宮古島大学駅伝 ワイドー・ズミ2024」が11日に開催。

第100回箱根駅伝に出場した國學院大學・法政大学・順天堂大学・東海大学のほか、東京国際大学・専修大学・芝浦工業大学、さらに大学連合、沖縄選抜と9チームが出場し、5区間100.5kmのコースでタスキをつなぎました。

各チームとも新チームづくりを見据えた若い力で臨んだ今大会。アップダウンの激しいコースに加え、最大で秒速7mを超える強風が吹く、難しいコンディションの中でレースはスタートしました。

1区は15km過ぎまで國學院大、順天堂大、芝浦工大の3校が並走するデッドヒート。國學院大の野中恒亨選手(1年)が最後に抜け出し、トップで襷リレー。2位順天堂大に約20秒の差をつけて2区へタスキをつなぎます。

國學院大は続く2区・高山豪起選手(2年)、3区・田中愛睦選手(1年)、4区・佐藤快成選手(3年)が連続の区間賞で、トップを譲らず5区アンカーの本山凛太朗選手(3年)へタスキをつなぐ完璧なレース展開。

仲間たちの力走を受けた本山選手も、5区間連続となる区間賞を獲得。國學院大が5時間11分09秒の大会新記録で完全優勝し、宮古島大学駅伝ならではのシーサーのトロフィーを手にしました。2位には順天堂大、3位には専修大と続いています。

▽國學院大學のコメント
■山口祥太コーチ
「今後期待している選手たちを今回の駅伝に配置したので、この経験を経て飛躍してもらいたい」

■1区19.5km 野中恒亨(1年)
「全日本と箱根駅伝を走れなかった悔しさを爆発させられたのと、獲りたかった区間賞をとれて嬉しい」

■2区21.8km 高山豪起(2年)
「優勝を狙っていたので、少し緊張したけれど先頭を楽しみながら走ることができました」

■3区20.2km 田中愛睦(1年)
「起伏と風に苦しめられた。先頭を走れたことは、第101回箱根駅伝はチームとして優勝を狙っているのでいい経験になった。宮古島の人は温かい人が多くて、たくさんの声援がきつくなった時にパワーをもらえた」

■4区20.4km 佐藤快成(3年)
「箱根駅伝に出られなかった分ここで結果を出してアピールしたいと思っていたので、先頭で渡せて良かった。箱根駅伝で優勝を目指しているので先頭の景色を見られて良かった」

■5区18.6km 本山凛太朗(3年)
「國學院のメンバーとしては初めての駅伝だったけど、チームとして目標に掲げている"出たレースは勝ち切る"という走りができてよかった」
最終更新日:2024年10月18日 11:24