【MotoGP】小椋藍が最高峰クラスへ昇格 トラックハウス・レーシングから参戦 喜びを語る
2024年シーズン、Moto2クラスでチャンピオン争いをしている小椋藍選手の「MotoGPクラス参戦(2年契約)が決まった」とトラックハウス・レーシング(アプリリア)から発表されました。
小椋選手はMoto2クラスでランキング2位と2シーズンぶりにチャンピオン争いに加わるなど好調を維持しています。
日本のホンダ育ちである小椋選手ですが、イタリアンメーカーであるアプリリアのマシンを駆るアメリカのチームから最高峰クラスに挑戦することにファンの間では驚きの声があがっています。
MotoGP公式HPによれば小椋選手は「最初にこのプロジェクトに参加してくれた全ての人たちと、サポートしてくれた全ての人たちに感謝したいです。もちろん、これは夢です!最後のステップ。『MotoGP』は到達できる最高のレベルなので、そこにたどり着けて本当にうれしいです。トップクラスでレースができることはうれしく、トラックハウス・レーシングと一緒にレースができることが待ち切れません。チームの競争力は本当に高く、バイクも非常に強力であることが分かりました。ライダーとしての仕事は、自分の持っている全てを駆使して、できることをすること。いつも同じ考え方ですが、トラックハウス・レーシングの一員となり、彼らと一緒に『MotoGP』にステップアップできることを大変うれしく思います。2025年のスタートが楽しみ」と喜びあふれるコメント。
そして半分の10戦が残っている2024年シーズンについて「今は『Moto2』のことを考えなければいけません。今シーズンを最高の形で締めくくり、2025年には万全の準備を整えて挑めるように努めます」と、Moto2クラス王座を手土産に昇格するべく意気込んでいます。
今週末はMotoGP第11戦オーストリアグランプリが開催されます。