◇プロ野球セ・リーグ 広島3-0巨人(5日、マツダスタジアム)

巨人は3番手の鍬原拓也投手が満塁のピンチを招き、4番手の高梨雄平投手が押し出しフォアボールを与えるなど、中継ぎ陣がピリッとしない内容。

それでもこの日の中継ぎ陣で、2番手で登板した菊地大稀投手が1回無失点と好投を見せました。

新潟・佐渡島出身で、育成ドラフト6位で巨人に入団した菊地投手。4月29日に支配下登録されると、その日の阪神戦でいきなり1軍デビュー。支配下登録で背番号が「96」となりましたがユニホームが間に合わず育成時代の「019」のユニホームで登板。2回無失点デビューを飾りました。

5月1日の阪神戦でも4番手で登板し、ピンチを切り抜け無失点投球。

この日の広島戦では7回から登板。先頭の中村健人選手をストレートで空振り三振。続く磯村嘉孝選手もストレートでショートゴロ。小園海斗選手にはフォークを捉えられますがライトフライに打ち取り、1回を無失点投球。これで3戦連続無失点投球。首脳陣の起用に結果でこたえ続けています。

菊地投手の好投にSNSでは「菊地くん、巨人ファンに癒やしを与えるお仕事しかしてない」「巨人の菊地っていうピッチャー、絶対モノになる」「佐渡高校出身の巨人・菊地がめっちゃいいボール投げてるんだが」といった声が寄せられています。