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千賀滉大が200奪三振 日本人4人目の快挙 防御率2点台で今季終了

2023年9月28日 14:13
千賀滉大が200奪三振 日本人4人目の快挙 防御率2点台で今季終了
今季200奪三振を達成した千賀滉大投手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
MLBマーリンズ4-2メッツ(日本時間28日、シティ・フィールド)

メッツ所属の千賀滉大投手はマーリンズ戦とのダブルヘッダーの第2試合に先発登板。8三振を奪いシーズン202奪三振と日本人投手では4人目となる1年目シーズンでの200奪三振を達成しました。

試合序盤から千賀投手は三振を重ねます。初回に1つの三振を奪うと2回には先頭打者をストレートで押し空振り三振、続くバッターは2球で追い込み、最後は代名詞のフォークで3球三振とします。次のバッターからも変化球とストレートを織り交ぜ空振り三振を奪うと、この回を3者三振に抑えます。

3回も先頭打者から三振を奪った千賀投手はイニングをまたいで5者連続三振に抑えます。さらにこの回2アウトから3番・バーガー選手をフォークボールで空振りを奪い3球三振にすると、これでシーズン200奪三振に到達しました。

千賀投手は5回被安打3、2失点。勝利はつかなかったものの、この日8三振を奪い、シーズンでは202奪三振を記録。メジャー1年目の日本人投手としては、野茂英雄さんの236奪三振、ダルビッシュ有投手の221奪三振、松坂大輔さんの201奪三振に続き4人目となる200奪三振を達成しました。

今季リーグ最終登板であった千賀投手は防御率2.98、12勝7敗の好成績でメジャー1年目を終えました。