◇FIVBパリ五輪予選ワールドカップバレー2023　プールB　日本3-0スロベニア(7日、国立代々木競技場 第一体育館)

「最高でーーす！」

男子バレーボール、日本がスロベニアをストレートで下し、パリ五輪の出場権を獲得。試合後のインタビューではトータル13得点に絡んだ西田有志選手の喜びの声が響きわたりました。

上位2チームにパリ五輪の出場権が与えられる8チームの総当たり戦。日本はともに4勝1敗だったスロベニアをストレートで撃破。8日に行われる世界ランク2位アメリカ戦の前に2位以上が確定、パリへの切符をつかみました。

激戦を終えて開口一番大きな声で喜びを口にした西田選手は「まだ終わってないですけれど、一気に疲れが出てきたんですけれど・・・」と急にトーンダウンし、会場のファンも苦笑い。

それでも自国開催のパリ五輪予選で声援を送ったファンに「皆さんの応援の一体感は世界で一番だと思いますし、本当に僕たちの背中を押して支えていただいたことを感謝します。ありがとうございます」と頭を下げます。

西田選手は、女子日本代表・古賀紗理那選手と昨年の大みそかに結婚。バレーボール界の“ビッグカップル”としてともにパリ五輪を目指してプレーしていました。

インタビュアーから、古賀選手へ報告は、と聞かれると「世界一愛しとるから頑張るぞ～！」とコートで愛を叫び、会場は大盛り上がりとなりました。

男子の前に行われた女子のパリ五輪予選では、日本は3位で出場権の獲得はならず、来年以降に持ち越しになっており、夫婦でのパリ五輪出場にも期待です。