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【巨人】“超クイック”でも球速落ちず 西舘勇陽をOBらが大絶賛「普通はアウトを取れる」

2024年2月11日 9:17
【巨人】“超クイック”でも球速落ちず 西舘勇陽をOBらが大絶賛「普通はアウトを取れる」
巨人のドラフト1位ルーキーの西舘勇陽投手
日本テレビ『Going! Sports&News』は10日、プロ野球巨人にドラフト1位指名で入団した西舘勇陽投手の初めてとなるキャンプトレーニングの様子を放送しました。

西舘投手は、投球フォームに特徴がある投手。投球動作が小さい『クイック投法』が一つの武器。
今季から就任した内海哲也投手コーチは、西舘投手のピッチングをこう評価します。

「ブルペンで投げている球は一級品。さすがドラ1という感じの球を投げている」と大絶賛。「クイックで投げると、普通は球速が落ちる。西舘の場合はそれがない。常にクイックで投げて、出力の高いボールを投げる」と続けます。

なぜ、このような投球ができるのか内海投手コーチに聞くと「わかんないですね」と笑いながら答えました。

ブルペンで西舘投手の投球を見てみると、投げるために動き出してからキャッチャーミットにボールが収まるまでの時間を計測すると、「1.1秒」を記録。

巨人で過去にバッテリーコーチとして指導していた、野球解説者の村田真一さん(元捕手)はこの“超クイック”にある利点があるといいます。

「1.1秒前後だと、盗塁で走られても普通はアウトを取れる。捕手がミスをしなかったら」と評価しました。

西舘投手は「ケガなく1年間投げきれるように、これからも体の面でも気を使ってやっていきたい」と開幕1軍を目指します。

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