田中希実「タスキ外すのが下手すぎ」“偉大な祐梨子さん”と快走を振り返る「慣れてないもんな」
田中希実選手(左)と小林祐梨子さん(右)
◇第42回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会(14日、京都・全9区間42.195キロ)
チームの優勝はならなかったものの、2区(4キロ)では、去年世界選手権5000メートルで8位入賞の田中希実選手(兵庫)が快走。区間記録に迫る、12分11秒で区間賞を獲得。順位を20位から驚異の19人抜きで、チームをトップに押し上げました。
レース後田中選手は、2区の区間記録保持者で、この日解説の仕事をしていた小林祐梨子さんと遭遇。2人は笑顔でレースを振り返りました。
小林さん「力出せた全部?」
田中選手「出せたと思うけど、こんなこと言うたらアレやけど、タスキ外すのが下手すぎて…」
小林さん「最高(笑)。慣れてないもんな」
田中選手「(タスキを)かけるのはだいぶマシになったんですけど、外すのが下手すぎた。祐梨子さんはラスト1キロがいっていたと父から聞いたんですけど、私はラスト1キロ、足が止まっている感じがあった」
小林さん「めっちゃ走れているよ!」
田中選手「でも最初の1キロは飛ばし過ぎたかなって。自分は止まっている感じでした」
小林さん「熱入りすぎて、イケる!って叫んでもうた。これは出る!区間記録出るって(笑)」
田中選手の走りを褒めたたえた小林さん。「次走ることあったらスコンと行かれそうな。自分のことのように応援していて、イケる!って解説とか忘れちゃうくらい、走っている気分になりました。のんちゃん(田中選手の愛称)に抜かれたら幸せを感じているので、またその幸せを味わいたい。色々な景色を見させてほしい」と、次回以降の田中選手の走りを期待していました。
中継インタビューでは「祐梨子さんは偉大だなと改めて感じました」とコメントを残していた田中選手。「個人的にもお姉さんのような存在で普段から支えてくれている。仕事の場で会うのが不思議なんですけれど、祐梨子さんが見てくださっていると思いながら走ったら、すごい勇気になった。きのうは競技場の練習の感覚がしっくりこなくて、ドツボにハマりかけていたんですけれど、祐梨子さんがすごい良かったと走りを見て言ってくださったので」と偉大な先輩のアドバイスが好走につながったと明かしています。
チームの優勝はならなかったものの、2区(4キロ)では、去年世界選手権5000メートルで8位入賞の田中希実選手(兵庫)が快走。区間記録に迫る、12分11秒で区間賞を獲得。順位を20位から驚異の19人抜きで、チームをトップに押し上げました。
レース後田中選手は、2区の区間記録保持者で、この日解説の仕事をしていた小林祐梨子さんと遭遇。2人は笑顔でレースを振り返りました。
小林さん「力出せた全部?」
田中選手「出せたと思うけど、こんなこと言うたらアレやけど、タスキ外すのが下手すぎて…」
小林さん「最高(笑)。慣れてないもんな」
田中選手「(タスキを)かけるのはだいぶマシになったんですけど、外すのが下手すぎた。祐梨子さんはラスト1キロがいっていたと父から聞いたんですけど、私はラスト1キロ、足が止まっている感じがあった」
小林さん「めっちゃ走れているよ!」
田中選手「でも最初の1キロは飛ばし過ぎたかなって。自分は止まっている感じでした」
小林さん「熱入りすぎて、イケる!って叫んでもうた。これは出る!区間記録出るって(笑)」
田中選手の走りを褒めたたえた小林さん。「次走ることあったらスコンと行かれそうな。自分のことのように応援していて、イケる!って解説とか忘れちゃうくらい、走っている気分になりました。のんちゃん(田中選手の愛称)に抜かれたら幸せを感じているので、またその幸せを味わいたい。色々な景色を見させてほしい」と、次回以降の田中選手の走りを期待していました。
中継インタビューでは「祐梨子さんは偉大だなと改めて感じました」とコメントを残していた田中選手。「個人的にもお姉さんのような存在で普段から支えてくれている。仕事の場で会うのが不思議なんですけれど、祐梨子さんが見てくださっていると思いながら走ったら、すごい勇気になった。きのうは競技場の練習の感覚がしっくりこなくて、ドツボにハマりかけていたんですけれど、祐梨子さんがすごい良かったと走りを見て言ってくださったので」と偉大な先輩のアドバイスが好走につながったと明かしています。