ラミレス「本当に大変だった」日本国籍取得のウラ側、決断の理由を語る・・・
ベネズエラ出身のラミレスさんは2001年に来日。プレー以外にも「ゲッツ!」など人気のギャグをパフォーマンスに取り入れるなどで、ファンに愛されました。今年1月には助っ人外国人選手としては史上初となる野球殿堂入り。2015年に美保さんと結婚したラミレスさんは、現在4人の子育てに奮闘しています。
2019年に日本国籍を取得したラミレスさん。その決断の理由を聞くと「ビザのために母国に帰ったりしないといけない。家族と常に一緒にいられることが大事でした」とビザの問題が大きいと挙げました。
ラミレスさんは日本国籍取得申請時を振り返ると「ベネズエラに住む両親から書類を送ってもらい、スペイン語から日本語に全て訳さなければならなかった。また、メジャーリーグ時代はアメリカに住んでいたが、なぜアメリカにいたのかを証明する書類も必要でした。本当に大変だった」と語ります。
日本国籍取得の申請は、大量の書類が必要なことに加え、小学2~3年生程度の日本語力が必要といいます。当時、ラミレスさんはDeNAの監督を務めていた多忙な時期だったため、手伝っていた妻・美保さんも当時の苦労について「追加書類が必要と言われたらすぐに用意しないといけない。(子供の出産で)分べん台にいる時にも、申請を手伝ってくれていた人に書類を渡した」とエピソードを明かしてくれました。