13日の「2023年野球殿堂入り通知式」で、プレーヤー表彰での殿堂入りを果たしたアレックス・ラミレスさん。

2001年にヤクルトに入団すると、1年目から143安打、29本塁打、打率.280の成績で日本一に貢献。07年には当時のリーグ新記録となる、シーズン204安打をマークしました。

08年に巨人へ移籍し、同年と翌09年には、セ・リーグMVPを獲得。10年には49本塁打を放ち、ホームラン王に輝きました。

12年からの2年間は活躍の場をDeNAに移し、13年には海外出身選手として初の2000安打を達成。日本での現役13年間で最多安打3回、ホームラン王2回、打点王を4回獲得し、現役引退後もDeNAの監督として日本野球界に多くの影響を与えてきました。

そんなラミレスさんに対して、08年から4年間共にプレーをした巨人・阿部慎之助一軍ヘッド兼バッテリーコーチや坂本勇人選手らから、続々と祝福のコメントが届いています。


▽以下、祝福コメント

◇阿部慎之助一軍ヘッド兼バッテリーコーチ
「悩んでいた時に相談に乗ってくれたのがラミレスでした。『苦手な事を克服しようとし過ぎずに、得意な事を伸ばそう』と。その一言がきっかけで自分の野球観が変わりましたし、言葉の力の大きさを感じました。これからも益々のご活躍を期待しております。この度は本当におめでとうございます！」

◇小笠原道大三軍打撃コーチ
「野球殿堂入りおめでとうございます。2008年から一緒に3.4番でやってきて、チームの優勝に向けてプレーしたことが、昨日のことのように思い返されます。これからも野球界の発展のために尽力していっていただけられたらと思います。本当におめでとうございました」

◇坂本勇人選手
「野球殿堂入りおめでとうございます。打ってほしい時に打ってくれる勝負強さを見て、プロ野球の4番はこうあるべきなんだと感じさせられました。どんな状況でもポジティブな思考、勝利のための献身的なプレースタイルを見て多くの学びのきっかけを与えてくれました。共にプレーできたジャイアンツの4年間は僕にとってかけがえのない時間です。この度は本当におめでとうございます」

◇長野久義選手
「僕がルーキー時代から毎日一緒にプレーをして、プロフェッショナルとは何かを教えて頂きました。勝負強いバッティング、試合に出続ける身体、メンタル、チームメイトやスタッフへの気配り、ファンサービス、たくさん勉強させて頂きました。同じ時代にプレーできて光栄です。この度はおめでとうございます」