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「“ラミちゃん”という名前が一生歴史に残る。本当に光栄」ラミレスが野球殿堂入り 海外出身選手初の2000安打達成など

2023年1月13日 17:35
「“ラミちゃん”という名前が一生歴史に残る。本当に光栄」ラミレスが野球殿堂入り 海外出身選手初の2000安打達成など
野球殿堂入りを果たしたアレックス・ラミレスさん(写真:アフロ)(写真は2014年当時)
野球殿堂博物館は13日、「2023年野球殿堂入り通知式」を行い、プレーヤー表彰でアレックス・ラミレスさん、エキスパート表彰でランディ・バースさん、特別表彰で作曲家の古関裕而さんが殿堂入りしたことを発表しました。

ベネズエラ出身のラミレスさんはMLBのインディアンズ、パイレーツを経て、2001年にヤクルトに入団しました。1年目から143安打、29本塁打、打率.280の成績で、ヤクルトの日本一に貢献。07年には当時のリーグ新記録となるシーズン204安打をマークしました。

08年には巨人に移籍。45本塁打などで、チームをけん引。ヤクルト時代から変わらぬ活躍を見せてチームのリーグ連覇に貢献。この年と翌09年にはセ・リーグMVPに輝きました。

12年からの2年間はDeNAに活躍の場を移し、13年には海外出身選手として初の2000安打を達成。同年引退後、16年からはDeNAの監督として5年間チームを率いるなど、長年にわたり日本球界を盛り上げてきました。

通知式に出席したラミレスさんはスピーチで、「みなさん、こんにちは」とおなじみの流ちょうな日本語であいさつ。その後は英語で、家族やプレーした各球団、ファンなどへの感謝の気持ちを語りました。

最後には「アレックス・ラミレス、“ラミちゃん”という名前がこれから一生歴史に残るということ、本当に光栄なことでうれしく思います」と、現役時代から親しまれた愛称を口にしながら、喜びをあらわにしました。

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