◇プロ野球セ・リーグ　広島―阪神（23日、マツダスタジアム）

阪神の佐藤輝明選手が今シーズンの第20号ホームランを放ち、左打者としてNPB史上初のルーキーイヤーから2年連続20ホームランの偉業を達成しました。

2点リードで迎えた6回、マウンドには広島3番手の中崎翔太投手が上がります。先頭の原口文仁選手がツーベースで出塁すると、打席には佐藤輝明選手。フルカウントから迎えた7球目、インコースのストレートを完璧に捉えた当たりはライトスタンド2階席へと届く特大の2ランホームランとなりました。

この一発で佐藤選手は今シーズン20号に到達。ルーキーイヤーからの2年連続20ホームランはNPB史上10人目で左打者では史上初。球団では1969年、70年の田淵幸一さん以来の記録となりました。

偉業を達成した佐藤選手に対しSNS上では「君が糸井を受け継ぐんだ！」と、佐藤選手を今シーズン限りでの引退を表明した糸井嘉男選手に重ねる声が上がりました。