◇Bリーグ 横浜BC80-59SR渋谷(11日、青山学院記念館)

リーグ得点トップのエース・河村勇輝選手を擁する横浜BCが、SR渋谷を敵地で破り今季6勝目を挙げました。

河村選手は第1Q、3ポイントを決めチーム最初の得点を挙げると、その後もスピードを生かし果敢にゴールにアタック。SR渋谷のガード・ベンドラメ礼生選手のディフェンスをかいくぐり、ファウルを受けながらシュートを決めるなど前半で15点を奪います。

後半も第3Q最初のシュートでこの試合2本目の3ポイントを決めた河村選手は、その後も攻撃の起点となりアウトサイドにインサイドにと得点を量産し後半だけで20点。試合を通じても6本中4本の3ポイントを決め、シュート成功率も57.1％を記録しました。

前回の試合ではラストショットを託されるも決めきれず、1点差で敗戦し「エースの責任」と口にしていた河村選手でしたが、この日は3試合連続30点超えとなる35得点を挙げチームを勝利に導きました。

試合後、得点について「チームが、自分の得点するレーンだったり体張ってくれたり、そういったところでの得点が多いのでチームで作りあげた得点だと思います」とチームメートの献身的なプレーに感謝した河村選手。

この勝利で今季成績を6勝7敗とした横浜BC。「今日の勝ちに満足することなくしっかり明日勝ってバイウイークを5割で終われるように、チームとして今日出た課題を修正して頑張っていきたい」と語りました。