プロ野球・巨人の吉川尚輝選手が日本テレビの単独インタビューに応じ、2年連続Bクラスに終わった去年について「本当に苦しかったシーズン」などと語りました。

「なかなか勝てないというか、波に乗れないのもあったし、苦しかったですね。後半とかは特に・・・勝率5割もなかなかいかなくて」

淡々とした口調で語った吉川選手。個人成績について聞かれると「個人としても全く貢献できなかったシーズンでした。なかなか『これ』というものが決まらなかった、打つ方に関しては不安の方が大きかったですね」と続けました。

ピッチャーとの対戦イメージはついていても、どこかに迷いがあったそうで、その迷いを払拭するために若手主体の秋キャンプにも参加。阿部慎之助監督や二岡智宏ヘッドコーチなどのアドバイスを受け、自分が納得できるものを精査していったといいます。

そのおかげもあって、「スッキリした状態で」自主トレ期間を過ごし、宮崎でも「いい形でできている」と白い歯を見せた吉川選手。

自信を持つ守備ではゴールデングラブ賞をとるべく「試合に出続けないとですし、そこは常に目指してやっていきたいです」と意気込みました。

「143試合出られるように頑張りたい」

プロ8年目を迎える吉川選手の危なげない守備だけでなく、“迷いのない”打撃にも注目です。