ケガを乗り越えた大勢投手の進化について、巨人・高梨雄平投手が感じた思いを語りました。

開幕後11試合に登板し防御率1.86の成績を残していた大勢投手は、5月3日の阪神戦で右肩の違和感を訴え緊急降板。その後、故障組に合流しリハビリを重ね、6月30日に約2か月ぶりとなる1軍復帰を果たしました。

レギュラーシーズンで大勢投手は43試合に登板し、5ホールド・29セーブを記録し、防御率0.88をマーク。この記録に対して「途中ケガがなかったらもうちょっと投げられたと思うので、セーブ数ももうちょっと増やせたのかなと思う」とコメントしました。

この言葉を聞いた高梨投手は「ケガがあったから圧倒的なパフォーマンスで戻ってきた説もある」と言葉を続けます。

「半端じゃなかったですよ、戻ってきてからの球」と語る高梨投手は「進化して戻ってきましたよね。まだ進化するんだと思って、ちょっと野球やめたくなりました。毎日大勢のプルペンでの投球を見て、『もう野球やめようかな』って」と笑顔でコメント。

大勢投手もこの言葉に関して「こう言ってくれるんですよ。横浜スタジアムのブルペンとかだと真後ろにピッチャーの席があって、その前にキャッチャーがいるので球筋が見えるんですよ。それ見て『お前すごい球投げてたぞ』って言ってくれるので。シーズン後半って疲れるじゃないですか。『球いってるのかな？』と分からないときにそう言ってもらえるのはうれしいですね」と感謝を口にしました。

(10月7日放送のCS日テレジータス『超ジャイアンツ』を再構成）