プロ野球・西武に入団したタイラー・ネビン選手が入団会見に出席しました。

ネビン選手は昨季、MLB・アスレチックスで87試合に出場し、7本塁打、20打点を記録。また、ドジャースの大谷翔平選手がエンゼルス在籍時代に監督を務めていたフィル・ネビン氏の長男としても話題になっています。

ネビン選手は西武への入団について「日本に来ることができて嬉しい。アメリカでも多くの日本人選手が活躍しているので、自分も日本で頑張っていきたい」と意気込みました。

またネビン選手は日本で知っている選手を聞かれると、「一緒にプレーをした日本人選手はいないですけど、自分が子どもの頃から見ていたイチロー選手や松井秀喜選手をテレビで見ながら育ちました。最近は毎年のようにメジャーに日本人選手がきてここ10年、20年のなかで日本の野球はすごく成長している。今度は自分が日本に来て彼らがどういう野球を学んでいたのか自分も学びたい」とコメントしました。

さらに大谷選手についてもふれ、「大谷選手は言うまでも無く世界一の選手。自分の父親もエンゼルス時代に彼のプレーをみるのはすごくいい経験になったといっていました。ケージの中で170キロ～180キロの打球を打っていたので見ていて素晴らしい選手と思いました。投げる方でも二刀流として活躍して、すごく努力しているんだろうなと思う」と敬意を示しました。

さらに昨年、大谷選手の本塁打を生で見たことを振り返り「打った瞬間を見て打球を追おうと思ったんですけど、スタンドインするところが見えないくらい速い球だった」と語りました。

ネビン選手は、今後の西武でのプレーについて「内野も外野も守れる。チームが必要としているところで全力で頑張っていきたい」と意欲を示しています。