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【パ・リーグ順位表】西武と日本ハムがサヨナラ勝ち 2位ロッテは4番ポランコが初回に“グラスラ”

2023年8月5日 8:50
【パ・リーグ順位表】西武と日本ハムがサヨナラ勝ち 2位ロッテは4番ポランコが初回に“グラスラ”
4日試合終了時点のパ・リーグ順位表
プロ野球パ・リーグでは4日、3試合が行われました。

首位オリックスは先発の山崎福也投手が、6回途中1失点で降板。西武の先発、平良海馬投手を前に打線も手が出ず、ゼロ行進のまま7回を終えます。迎えた8回、マウンドに上がった平井克典投手から若月健矢選手が3塁打。続く茶野篤政選手が連打で1点を返すと、頓宮裕真選手が2アウト1、2塁からレフト前に運び、勝ち越し打としました。しかし、そのウラにマウンドに上がった宇田川優希投手がこの日登録された中村剛也選手にレフトへのホームランを献上し、がっくりと肩を落とします。さらに、勢いに乗った西武は9回に岸潤一郎選手がサヨナラソロホームランを放ち、劇的な勝利をあげました。

2位ロッテは、ポランコ選手が初回にグランドスラムを放ちます。楽天も浅村栄斗選手が本塁打数で2位との差をさらに広げる第21号2ランを放つなど、3回までに1点差に追いつきます。しかし、7回にはロッテの山口航輝選手が、2年連続2桁本塁打となる第10号ソロホームランで貴重な追加点。先発の種市篤暉投手は6回3失点でマウンドを降りると、中継ぎ陣が好投を続け、勝者に。首位オリックスとのゲーム差を「3」に縮めました。

西武に2連敗を喫したソフトバンクは何とか勝利を挙げたいところ。3回の2アウト1、3塁の場面、打席に柳田悠岐選手を置いて、ダブルスチールを仕掛けるも失敗するなど、歯車がかみ合わない様子を見せます。試合は4-4で延長に突入し、11回ウラに日本ハムが四球、盗塁、送りバントで1アウト2、3塁のチャンスを作ります。加藤豪将選手が申告敬遠で満塁に。代打のアリエル・マルティネス選手が犠牲フライを放ち、勝ち越しに成功。サヨナラ勝ちとしました。

<4日の結果>
◆西武3x-2オリックス
勝利投手【西武】増田達至(4勝1敗18S)
敗戦投手【オリックス】阿部翔太(1勝3敗1S)
本塁打【西武】中村剛也10号、岸潤一郎3号

◆ロッテ5-3楽天
勝利投手【ロッテ】種市篤暉(8勝4敗)
敗戦投手【楽天】岸孝之(4勝3敗)
セーブ【ロッテ】東條大樹(0勝0敗1S)
本塁打【ロッテ】ポランコ14号、山口航輝10号
   【楽天】浅村栄斗21号

◆日本ハム5xー4ソフトバンク
勝利投手【日本ハム】福田俊(1勝0敗)
敗戦投手【ソフトバンク】椎野新(0勝1敗)
本塁打【ソフトバンク】柳田悠岐15号