◇プロ野球セ・リーグ 巨人9-7ヤクルト(13日、神宮球場)

5点リードする巨人は9回裏、マウンドには防御率1.98の守護神・大勢投手が上がります。

ヤクルト先頭の代打・宮本丈選手にヒットを許すと、味方のエラーも絡み2アウト1、2塁のピンチを迎えます。

そして打席には、4回に第54号本塁打を放った村上宗隆選手を迎えます。村上選手のシーズン日本選手最多本塁打記録への注目が集まっており、スタンドでは大歓声が湧き起こりました。

そのような中、大勢投手の初球のフォークは低めに外れてボールになります。2球目の外角へのストレートでした。村上選手は完璧に捉え、レフトスタンドへ運ぶシーズン55号本塁打となり、巨人は3点を失いました。

2点差に詰め寄られた巨人でしたが、続くオスナ選手をセカンドフライに抑え、最終的に9-7で巨人が勝利しました。