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【センバツ】青森山田が2戦連続サヨナラでベスト8 広陵・高尾響に7回までノーヒットも土壇場で攻略

2024年3月27日 14:50
【センバツ】青森山田が2戦連続サヨナラでベスト8 広陵・高尾響に7回までノーヒットも土壇場で攻略
2戦連続サヨナラ勝ちの青森山田 ※写真は21日のもの (写真:日刊スポーツ/アフロ)
第96回選抜高等学校野球大会 大会8日目 青森山田6-5広陵 (27日、甲子園球場)

青森山田(青森)が広陵(広島)を延長戦タイブレークの末破り、ベスト8進出を果たしました。

試合序盤、青森山田は広陵先発・高尾響投手の前にヒットを打てず、7回までノーヒットに抑えられます。

両チーム無得点で迎えた8回には広陵の7番・白髪零士選手にタイムリー許すなど2点を先制されます。広陵がこのまま逃げ切るかと思われましたが直後の8回裏、今度は青森山田が反撃。ここまで抑えられていた高尾投手から初ヒットを放つと、その後2つの四球を選び1アウト満塁とします。このチャンスで3番・対馬陸翔選手がライト前へ同点の2点タイムリーを放ち、試合を振り出しに戻します。

しかし9回表、1アウト1、2塁のピンチを招くと、3番・土居湊大選手にタイムリーツーベース、さらに5番・世古口啓志選手には2点タイムリーと、この回に一挙3点を奪われます。

試合は決まったかと思われましたが土壇場の9回裏に青森山田も意地を見せます。高尾投手から四球と2本のヒットで1アウト満塁のチャンスを作ります。するとここで、1番・佐藤隆樹選手が左中間を真っ二つに破る走者一掃のタイムリースリーベースを放ち同点。終盤に動きだした試合は、延長タイブレークに突入します。

青森山田はノーアウト1、2塁で始まる10回表、広陵の攻撃を無得点に防ぐと10回裏、3番・対馬陸翔選手がセーフティバントでノーアウト満塁をつくります。最後は、4番・原田純希選手がセンターへサヨナラ犠牲フライを放ち熱戦に終止符を打ちました。青森山田は1回戦の京都国際戦に続き2試合連続のサヨナラ勝利、28日の準々決勝へ駒を進めました。
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