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「歓声とともに打球が飛んでいった」同点タイムリーの浅野翔吾 逆転Vへ望みつなげる一打 昇格後は打率3割キープ

2024年8月22日 11:25
「歓声とともに打球が飛んでいった」同点タイムリーの浅野翔吾 逆転Vへ望みつなげる一打 昇格後は打率3割キープ
巨人・浅野翔吾選手(画像:日テレジータス)
プロ野球セ・リーグ 巨人4-1広島(21日、東京ドーム)

5試合連続スタメンの浅野翔吾選手が貴重な同点タイムリーを放ち、チームの逆転勝利に貢献しました。

6回まで両チーム無得点と緊迫した試合展開になった首位広島と巨人の一戦は、7回に坂倉将吾選手の9号ソロで広島に先制されます。それでも巨人はその裏、四球と送りバントで同点のランナーを2塁に進めると、2アウトから打席に入った19歳・浅野選手が広島先発・床田寛樹投手のツーシームを左中間へはじき返す同点タイムリー2ベースを放ちます。試合を振り出しに戻すと、8回には4番・岡本和真選手に決勝の20号3ランが飛び出し、広島相手に逆転勝利をおさめました。

試合後、お立ち台に上った浅野選手は「坂倉さんにホームランを打たれていたのでどうにか振り出しに戻せるようにと思って打席に立っていました。始め(バットを)長く持っていたんですけど、短く持って内角の球を狙って打ちました。歓声とともに打球が飛んでいたので嬉しかったです」と貴重な同点打を振り返りました。

最後にはファンへ向けて「本当に1試合1試合負けられない試合だと思うので、気を抜かずに一生懸命頑張っていきますので応援よろしくお願いします」と意気込みました。

浅野選手は今月12日に1軍昇格すると、6試合に出場し打率.300(20打数6安打)、1本塁打6打点と大活躍。チームは今カード初戦を落とし、3連敗すれば広島に優勝マジック「30」が点灯するというピンチでした。成長著しい若手の同点打が逆転優勝に望みをつなぐ一打となりました。