◇天皇杯・皇后杯 2023年 全日本卓球選手権大会 2日目（24日、東京体育館）

卓球の全日本選手権、2日目の24日は混合ダブルス、ジュニア男女シングルス、男女ダブルスの試合が行われました。

ジュニア女子2回戦には、大会最年少出場となる小学校3年生・9歳の松島美空選手が出場。

前日には4歳年上の中学生を破り初戦突破。この日は、8歳年上の高校生・八ツ田光希選手を相手に、得意のサーブでチャンスを作り、強烈なフォアハンドを決めるなど、3―1で勝利しました。

続く3回戦では、8歳年上の高校生・首藤成美選手に挑み、1ゲームを先制。その後、連続で3ゲームを奪われ、3回戦敗退となりました。

それでも、小学校3年生での1大会2勝は、平野美宇選手（2010年）に並ぶ大会記録の快挙。試合後、松島選手は「2勝もすごいけど、自分の目標はめっちゃ前から3勝。そこがちょっと悔しい」と悔しさをにじませました。

早くも来年の全日本選手権を見据え、「4年生で福原愛ちゃんが決勝まで行っているのを聞いたので、全日本の予選を通過してランク（8強）には行きたい」と力を込めた松島選手。

将来どんな選手になりたいかと問われると「将来は全員に勝って、五輪で金メダルとりたいです」と力強く答えました。