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【大会最年少】9歳・松島美空 初の全日本ジュニアで初戦突破 右手に書かれた父の言葉で奮闘

2023年1月24日 6:00
【大会最年少】9歳・松島美空 初の全日本ジュニアで初戦突破 右手に書かれた父の言葉で奮闘
卓球・松島美空選手
◇天皇杯・皇后杯 2023年全日本卓球選手権大会(23日、東京体育館)

卓球の全日本選手権が23日に開幕し、混合ダブルス、男子ジュニア、女子ジュニアのそれぞれ1回戦が行われました。

女子ジュニアでは大会最年少出場となる9歳の松島美空選手が初出場。相手は4歳年上の中学生でしたが、強い横回転のサーブや、ラリーでの粘りを見せ互角の戦いを見せます。

1ゲームずつ取り合い迎えた第3ゲーム。4-5の劣勢の場面ではなんと7連続ポイント。このゲームを奪います。そして第4ゲームでもサーブ、強化してきたフォアハンドで得点を奪うなど試合を優位に進めた松島選手。見事勝利をおさめ、初戦を突破しました。

試合後、松島選手は「今日負けてたら帰らなあかんかったけど、明日まで残れてよかったです。大きな体育館やから緊張してたけど、頑張った」とあどけない笑顔で喜びを語りました。

試合中、劣勢なときでも父・卓司さんが右手の甲に書いてくれた『かおにださない』『コースをねらう』『むかっていこう』という言葉を見て我慢したという松島選手。2回戦は24日に行われます。