7月17日に放送された日本テレビの番組「サンデーPUSHスポーツ」では、日本バスケ界の新星・富永啓生選手を特集。今、「最もNBAに近い日本人」と言われる富永選手の成長秘話を紹介しました。

現在、バスケットボールの本場・アメリカのネブラスカ大学でプレーしている富永選手。オフシーズンに地元・愛知県に帰省した際、実家を取材しました。家の中には、いたる所にバスケのグッズが。さらに、富永選手の自室には、自作のバスケットコートがありました。

そんな富永選手の憧れの選手は、NBAのスーパースター・ステフィン・カリー選手。カリー選手は身長188cmとバスケ選手の中では小柄ですが「ディープスリー」と呼ばれるシュートによって世界最高の選手の一人となりました。「ディープスリー」とは、3ポイントラインのかなり手前から打つ3ポイントシュートのことで、より遠い場所からシュートを打つことで、相手ディフェンスが守りづらく、少ないプレッシャーの中でプレーできるため、背の大きな選手に対抗する強力な武器になるといいます。実は、富永選手の身長も、カリー選手と同じ188cm。そのため富永選手はカリー選手のプレーに影響を受け、今や「ディープスリー」は富永選手の代名詞となりました。

今月、ワールドカップのアジア地区予選で待望の日本代表デビューを飾った富永選手。得意のスリーポイントを次々に沈めるなど得点を量産。出場した2試合ともにチーム最多得点を記録し、鮮烈な代表デビューを果たしました。