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中日 大野雄登板回避も2本のホームランで勝利 5位阪神とのゲーム差1に縮める

2022年7月1日 23:20
中日 大野雄登板回避も2本のホームランで勝利 5位阪神とのゲーム差1に縮める
阪神とのゲーム差を1とした、中日・立浪和義監督
プロ野球セ・リーグ 中日3―1阪神(1日、バンテリンドーム)

この日の予告先発は大野雄大投手でしたが、背中の張りで急きょ登板回避に。中継ぎとして活躍していた藤嶋健人投手が、2018年以来となる先発のマウンドを任されました。

初回をわずか5球で三者凡退に抑えた藤嶋投手。2回には2アウト3塁と一打先制のピンチを迎えますが、山本泰寛選手をセカンドフライに打ち取り3アウトに。3回はライトの岡林勇希選手のファインプレーにも助けられ、またしても三者凡退に抑えました。

3回裏には代打・山下斐紹選手が、阪神のエース・青柳晃洋投手からソロホームランで先制します。

4回からは継投策を行った中日。福敬登投手、谷元圭介投手、山本拓実投手、根尾昂投手、清水達也投手とつなぎ、無失点に抑えます。

8回からマウンドに上がったロドリゲス投手は、2アウト3塁と、この日5度目の得点圏への進塁を許します。ここで阪神の糸原健斗選手に、フルカウントからセンターへのタイムリーヒットを打たれて1-1の同点に。

それでもその裏、阪神の湯浅京己投手を相手に岡林選手が2ベースヒットで出塁すると、4番のアリエル・マルティネス選手がレフトスタンド中段へ飛び込む2ランホームランを放ちました。これで3-1と、再び阪神を引き離します。

9回のマウンドにはライデル・マルティネス投手。死球、フォアボールから1アウト1、2塁のピンチを迎えます。しかし2番の島田海吏選手を三球三振に打ち取ると、3番の近本光司選手をファーストゴロに。3-1で阪神に勝利しました。

2本のホームランで勝利を決めた中日。現在リーグ最下位ですが、この日の結果で5位の阪神とのゲーム差は1に縮まりました。