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阪神 最下位中日とのゲーム差1に 青柳粘りの投球もチャンス生かせず4連敗

2022年7月1日 22:50
阪神 最下位中日とのゲーム差1に 青柳粘りの投球もチャンス生かせず4連敗
4連敗となった阪神・矢野燿大監督
プロ野球セ・リーグ 中日3―1阪神(1日、バンテリンドーム)

DeNAに3連敗を喫した阪神は、前週に3連勝を挙げた中日との試合に挑みました。

先発はリーグ最多勝の8勝を挙げている、エース・青柳晃洋投手。しかし初回から得点圏にランナーを許すなど、危うい展開が続きます。

3回には中日の代打・山下斐紹選手にセンター方向のホームランを許し、1点を許しました。

それでも6回を投げ、許したヒットは4本、失点は1と踏ん張りました。

打撃では4度得点圏に進むものの、一本が出ず得点を奪えなかった阪神は8回表。2アウト3塁のチャンスで糸原健斗選手がフルカウントから、センターへの同点タイムリーを放ちました。

試合を振り出しに戻した阪神でしたが、8回裏。この回から登板した湯浅京己投手が、中日の岡林勇希選手に2ベースヒットを許します。

さらに2アウト2塁で、4番・アリエル・マルティネス選手を迎えます。初球、高めのストレートを完璧に捉えられます。そのまま打球はレフトスタンド中段へ。土壇場での2ランホームランに、湯浅投手はその場にしゃがみ込みました。

9回、2点差を追いかける場面。死球、フォアボールで1アウト1、2塁とチャンスを作ります。しかし2番・島田海吏選手は、中日のライデル・マルティネス投手を相手に三球三振。2アウトとなり、試合はこの日マルチ安打を記録している近本光司選手に託されます。

しかし初球のチェンジアップを打って、ボテボテのファーストゴロに打ち取られ3アウト。阪神は3-1で敗戦しました。

リーグの5位6位同士の戦いであったカードは、今日の結果でゲーム差は1となりました。
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