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「お決まりのレースパターン」三浦龍司“専門外”種目でまたも好タイム

2022年4月30日 20:40
「お決まりのレースパターン」三浦龍司“専門外”種目でまたも好タイム
5000mで優勝した三浦龍司選手
◇日本グランプリシリーズ 第56回織田幹雄記念国際陸上競技大会(29日、広島広域公園陸上競技場)

広島で開催された、陸上・織田記念の男子5000m決勝。9日に“専門外”の1500mで日本歴代2位の記録をマークした、三浦龍司選手が出場しました。

3000m障害が“本職”の三浦選手。今回も専門外種目でのレースでしたが、序盤から外国人選手にくらいつく積極的な走りを見せます。終始、先頭集団でレースを進めた三浦選手。最後は「お決まりのレースパターン」という、得意のラストスパートがさく裂。見事に差しきり、13分32秒42の好タイムで優勝しました。

レース後「うまくゲームメイクすることができた。勝ちきることができたのでよかった」と手応えを語った三浦選手。5月8日に出場するゴールデングランプリが、“本職”の3000m障害の今シーズン初戦となります。

一方、女子5000mで注目が集まったのは、田中希実選手。24日に出場した、兵庫リレーカーニバルでは、“なか30分”で1500mと10000mを走るという、超ハードスケジュールを敢行しました。

連戦しながら調整していくスタイルの田中選手は今大会、外国人選手も出場するなか、ペースアップにも対応。残り3周手前で先頭に出るも、最後のホームストレートで外国人選手にかわされ、日本人トップとなる3位でした。

田中選手は、5月1日の木南記念陸上800m、3日の静岡国際陸上800mにも出場予定です。
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