タレントの所ジョージさんがMCを務める『所さんの目がテン！』で、国立競技場の設計に関わった世界的建築家・隈研吾さんとのスペシャル対談が実現。所さんの自宅、通称 “世田谷ベース” で、同学年の2人が熱いトークを繰り広げました。

番組の企画『かがくの里』の里山再生プロジェクトに賛同して、協力を了承してくれた隈研吾さん。この日、世田谷ベースにやって来た隈さんは、作業服に身を包んでの登場。世田谷ベースの畑で、所さんの指導のもと “隈研吾ニンジン” と名付けたニンジンの種を植えるなど、「一度来たいと思っていた」という場所で所さんとのほのぼのとした時間を満喫していました。

対談では、木のぬくもりを生かした建築が特徴の隈研吾さんが、日本の木をもっと使う事が日本の未来に繋がると力説。番組プロジェクト「かがくの里」の拠点となる、老朽化した母屋の設計を頼まれた隈さんは「やるからには、ちゃんとやりたい」と世界的建築家の力を発揮する事を宣言。所さんが思わず「隈さんが造ったら、世界遺産になっちゃう」と興奮する場面も。一大プロジェクトに発展する予感に、所さんもスタッフも興奮を隠し切れない様子でした。

■環境省の事務次官も「里山再生」を後押し

また、環境省主催のグッドライフアワードの実行委員会特別賞を連続受賞している、この里山プロジェクト。

この日の放送では環境省の中井徳太郎事務次官へのインタビューも公開され、次官は「リアルタイムで見ています」と番組ファンを公言。さらには「かがくの里が全国の里山のハブとなり、シンポジウムやイベントをやるべき」と企画のアイデアも提案するだけでなく「環境省も一緒にやらせてもらいたい」と話しました。

このインタビューを聞いた所さんは、自分たちは「すごいことをやっているんだな」と、改めてその重要性を噛みしめながら、気持ちを引き締めていました。