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“遅咲きルーキー”原修太が6本の3ポイントで18得点 富樫勇樹もびっくり「Bリーグでも見たことない」

2023年7月9日 10:00
“遅咲きルーキー”原修太が6本の3ポイントで18得点 富樫勇樹もびっくり「Bリーグでも見たことない」
原修太選手をベンチで迎える富樫勇樹選手(写真提供:日本バスケットボール協会)
バスケットボール男子日本代表国際強化試合2023 日本108-86台湾(8日、浜松アリーナ)

日本代表デビューとなった原修太選手が6本の3ポイントシュートを沈めチームトップに並ぶ18得点の活躍を見せました。

第2クオーター終盤にコートへ入った原選手は残り8秒、富永啓生選手のアシストでこの日最初の3ポイントを決めると、第4クオーターには6本中5本の3ポイントに成功。13分の出場で18得点をあげ、日本の大勝に貢献しました。

原選手の活躍に、千葉ジェッツでもチームメートの富樫勇樹選手は「Bリーグでもあんなの見たことないですよ。たぶん6本決めた試合1度もないと思います。たまたまでしょ」と驚きの表情。

それでも「少なかったチャンスを自分の活躍でものにして、これからプレータイムも徐々にもらえるんじゃないかなっていう期待もありますし。今日の活躍は嬉しいです」と仲間の活躍を喜びました。

当の原選手は「合宿中はシュートの調子があんまり良くなかったんですけど、デビュー戦で3ポイント6本決められたのは嬉しく思います」とコメント。富樫選手の「6本も決めたことない」という発言を聞かされると、「いや、去年1回だけ確か。あいつあんま分かってないですね」と笑顔を見せました。

事実、調べてみると原選手は22年12月11日の島根戦で自己最多6本の3ポイントシュートを決めていたことが判明。代表デビュー戦でその記録に並んだ“遅咲きルーキー”は「この短い時間で、まず6本打ったことが収穫というか今までの僕になかったこと。明日は入るか分からないですけど、積極性を失わずにやっていきたい」と次戦へ意気込みました。