◇MLB　ブルージェイズ6-1エンゼルス(日本時間30日、ロジャース・センター)

エンゼルスの大谷翔平選手が、2試合続けてけいれんで途中交代したことについて、改めて現状と見解を話しました。

大谷選手はこの日、「2番・DH」でスタメン出場し、2打数1安打3四死球とフル出場で5打席中4度の出塁を果たしました。

試合前、ネビン監督は、報道陣から大谷選手のけいれんの状態について聞かれると、「心配はない。彼は自分の体について話してくれるときはいつも信頼している。彼はここ数日、そしてシーズンを通して多くの仕事をこなしてきた。もちろん、すべてのドクターが問題ないと思っているわけではないが、彼は今日来てよい状態に感じている」と大谷選手の現状について話しました。

出場を続ける大谷選手の残りのシーズンへの影響を聞かれると、「彼は体のケアの仕方を熟知している。もし出場を迷っている様子が見られたら私は彼に休みを与えようと思うが、それがなかった。実際彼は頑固としてプレーしたいと言っていたよ」と出場の意志が強かったことを説明しました。

気になる大谷選手の次回の登板については、「ホームに戻った初戦と、連戦の最後の試合予定だ」と話し、日本時間8月4日の本拠地マリナーズ戦の初戦と、連戦最終戦8月10日のジャイアンツ戦であると明言しました。

シーズンも中盤を過ぎ、投打で驚きの活躍を見せる大谷選手について監督は「彼は鉄人だと思う。彼は毎日プレーしたいんだ。彼は今の状況のことをわかっているし、彼は勝ちたいんだ。彼はアイアンマンなんだ」と改めて大谷選手がワイルドカード争いに欠かせない存在であることを強調しました。