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【MLB】村上宗隆が次の注目選手? 魅力は大谷&ジャッジに負けないパワー 公式サイト「メジャーでもスターになる可能性」

2025年1月26日 17:11
【MLB】村上宗隆が次の注目選手? 魅力は大谷&ジャッジに負けないパワー 公式サイト「メジャーでもスターになる可能性」
オフの動向に注目の村上宗隆選手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
MLB公式サイトは26日、日本から来年MLBに挑戦するかもしれない注目選手として、ヤクルト村上宗隆選手を紹介しました。

去年は山本由伸投手が、今年は佐々木朗希投手がポスティングシステムを利用してMLBに挑戦。2人とも多くの球団からオファーを受けるなど、日本の若いスター選手たちが注目される中、同サイトは次の注目選手として村上選手の特集を掲載しました。

「(2月に)25歳になり、すでにセ・リーグMVP2回、三冠王に輝き、オールスターにも4回選出されている。23年には日本代表としてWBCを制覇した」と紹介し、村上選手について知っておくべき4つのポイントも掲載しました。

1つ目は「日本で最も危険なパワーヒッター」で、「25歳になる前に5回も30本塁打を記録し、これはメジャーの選手で誰も成し遂げていない。これまでのキャリアで長打率.550とOPS.945は、どのリーグでプレーしていても、エリートの力を持つ選手」としました。

2つ目は「MLBのスター選手のように強くボールを打つこと」とし、WBCの決勝で放った打球速度115.1マイル(約185キロ)、飛距離432フィート(約131.6m)の本塁打を紹介。「昨季のMLBで打球速度115マイル以上の本塁打を放ったのは大谷翔平やアーロン・ジャッジなどわずか14人で、球界最大のスラッガーたちと同じ力を持っている」と評価しました。

3つ目は「2022年シーズン」について。「王貞治氏の本塁打記録を破ったこと自体が歴史的なことだが、22歳で打率.318、56本塁打、134打点を記録して、NPB史上最年少の三冠王となった」と紹介。

また平均打者と比べて何パーセント得点を多く創出しているかを示す「wRC+」(リーグで平均的な打者は100)は、同年に62本塁打ジャッジ選手(206)を上回る228を記録し、勝利への貢献度を示すWARはジャッジ選手(11.2)とほぼ同じの11.0を記録したと紹介しました。

しかし4つ目は課題を挙げ、それは「三振数」でした。23年と24年も30本塁打以上を記録しましたが、三振数は22年の128個から168個、180個と増加していました。

それでも「最高の状態にある村上は、単なるエリートホームラン打者ではありません。彼はエリートオールラウンドヒッターで、ホームランを打ち込み、大量の四球を選び、悪球を追いかけない」としました。

最後に「村上はまだ若く、並外れた生産性を持ち、MLBで偉大なパワーヒッターになるためのツールをすべて備えています。だから、もし彼が来シーズン、日本のスター選手たちの足跡をたどることができれば、メジャーリーグでもスターになると信じる価値がある」と評価しました。
最終更新日:2025年1月26日 17:11